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【研修レポート】西日本公営塾合同研修

執筆者の写真: 甲佐町公営塾あゆみ学舎甲佐町公営塾あゆみ学舎

こんにちは!あゆみ学舎スタッフの坂本です。

1ヶ月ぶりのブログ更新になってしまいました…!😨


さて、先日16,17日に西日本公営塾の合同研修に参加してきました。


実は昨年も西日本の公営塾での合同研修がありました。

その際のレポートはこちらをご覧ください!


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開塾からの期間が2年と、あゆみ学舎とほとんど同じである

・愛媛県伊方町公営塾 未咲輝塾(三崎高校)

・愛媛県上島町公営塾 ゆめしま未来塾(弓削高校)

のスタッフのみなさんと福岡県北九州市での合同研修。

 

今回は、大学入試改革にともない変更となる(のか微妙なラインですが…苦笑)

大学共通テストに向けて、これから必要とされる力の棚卸しと

そのために塾でできる生徒のみなさんへのサポートについての議論を行いました。



まずは、実際に大学共通テストのプレ問題を解いてみます!

あゆみ学舎では、国語→上松、数学→坂本、英語→越名で分担。

少しだけ小難しい顔に…!?

30分の時間で指定された問題のみを解きました。

 

次に他の公営塾と合わせて、解いた教科ごとにグループに分かれ、

・これまでのセンター試験との変更点

・その目的として推察されること

・共通テストのために生徒にできる・するべきサポート

について議論しました。


数学の問題を解いて、わたしが最も衝撃的だったことは、

文章量の多さと計算などの数的処理の少なさ。

「数学なのに、国語の問題を解いている感覚」でした。

 

 

数学のグループのなかでは、

  • 数字や記号の意味を国語的に理解していることが重要で、それを操作できないといけない。

  例){ } は"集合"を意味し、   中に含まれる数字や数式はその集合に含まれる"要素"である   というように、記号の意味を「国語的に理解すること」が重要


  • 文章量が多く、解答欄や数式からどんなカテゴリーや種類の問題かの推察が難しい。

  得意分野があっても、どの問題が該当するか見分けることに時間がかかってしまう   →文章をななめ読みしながら、解ける問題を選別できるスキルも必要


などといった話が上がりました。



教科別の議論を終えたあとは、再度地域のグループに戻ります。

各教科ごとの話し合いで出た結論を持ち寄りながら、

改めて、新大学共通テストはどんな力が必要で、

公営塾で実施すべきこと・実施したいことは何かを整理していきました。


最後には各地域での議論の結論を共有しあいました。

国語や英語には、物事を筋道立てて考える「論理的思考力」や

相手(問題)の言わんとすることを正しく解釈し、齟齬のないように自分の言葉で表現する「編集力」が必要で、

数学には、「文章理解・構成力」が必要

とあゆみ学舎からは発表させていただきました。


その力を身につけるために塾ができるサポートは、

学力支援だけでなく、ゼミ授業や個人のプロジェクトをきっかけに、

自分の興味関心を通して生きた知識を学ぶことだと思います。


甲佐高校のみなさんの好き・興味を、わくわくを失わず学び続けられ、

形にできる場を提供できるよう、あゆみ学舎スタッフ一同がんばります!



2日目は午前のみの研修で、

各公営塾のスタッフの成功体験や成功法則を、

他地域のノウハウにすべく、これまでの活動の振り返りを行いました。


同じような体験でも、捉え方が違ったり、法則も異なったりととても興味深い内容でした。


こうして、オフラインで顔を合わせる機会は少ないですが、

その中でしっかりと事例共有を行ったり、

日々オンラインでコミュニケーションをとるための関係性を構築できたりしたので、

しっかりと繋げていきたいと思います!




研修が終わってから、

北九州は小倉のローカルの味「資さんうどん」もしっかり堪能…(笑)

かしわごぼ天うどん美味しかったです!

🔽ぜひ他公営塾の活動もご覧ください🔽


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