こんにちは!あゆみ学舎です!
ゼミ授業「大人インタビュー」を1月29日(水)に行いました。
今年度から始まった「大人インタビュー」は、学校・塾・家庭以外の大人の
しごとやはたらくについての価値観に触れるための授業です。
今回のゲストは、南関町で「竹の箸だけ」を作る
ヤマチクの山崎彰悟さんでした!
ヤマチクさんのコンセプトムービー。
現場の音、生活音が素敵です…!
12泊13日という長期間の東京出張から帰ってきたばかりの山崎さん。
南関町から車で1時間30分かけて甲佐高校まで来てくださいました!
大学卒業後は、大手IT企業に就職し、システムエンジニアとして
銀行の顧客管理システムをつくっていました。
そして2013年に家業であるヤマチクに入社し、専務取締役となります。
大学のときにはやりたいこともなく、家業だからと入社したヤマチクで、
どうせ無理だよと言われることも、諦めずチャレンジしてきたそうです。
そのモチベーションになったのは
大学に行けたのは社員さんのおかげだから恩返ししたいという気持ちだと言います。
社員の皆さんの働く姿を小さい頃から見てきた山崎さん。
「もし社員さんから子どもを大学に行かせたいので、転職したい。という声があったら
なんとかウチで学費を工面できないか考えたいくらい。」
とつぶやくだけあって、
夏休みの時期には、社員さん方の子どもたちが会社の中で過ごし社員さん同士でお子さんの面倒を見るなど、
子育てしながら働きやすい環境となっています。
無理と言われることを成し遂げてきた山崎さん。
働く上で大切にしていることは、
目の前の人を大切にすること。
誰にも負けない努力をすること。
「先憂後楽」を心掛けること。
だそうです。この3つを聞くと「山崎さんってストイックだなあ」と感じるかもしれませんが、山崎さんは
「僕は天才ではないから、当たり前のことをコツコツやることを大事にしています」
と続けます。
ミシュランガイドに掲載されている飲食店のいくつかでも
ヤマチクさんのお箸が使用されているそうですが、
そのほとんどが営業ではなく、ひとからのご紹介。
Twitterを通じて、面識のなかった方が
オススメしてくださったこともあるそう。
クラウドファンディングなど、オンラインでファンや応援者を募るときにも、
日頃、いかに目の前のひとを大切にできているか改めて振り返る機会になったそうです。
また「高校のときは勉強はあまりしてなかったよ!予備校にも行ってなかったし…。」
とおっしゃるものの、よくよく聞いてみると
「でも放課後に、その場で質問できるように職員室に机ごと持っていってた」
というエピソードに、
誰にも負けない努力をコツコツ積み重ねた先に成果があることが伺えました。
今回は「どんなひとを雇いたいか」「どんなひとが活躍しているか」という
経営者の視点からもお話いただきました。
実際にヤマチクで活躍されているブランドマネージャーの方を
例に出してお話くださいました。
アジアのデザイン賞である「TOPAWARDS ASIA」も受賞した
ヤマチクの「okaeri」というお箸のブランド。
このブランドマネージャーをしているのは、
30代前半で4人のお子さんを持つシングルマザーの社員さん。
最初は、子育てと両立できないかも。ブランドマネージャーなんてやったことないし…。
と言っていた社員さんも、気づけばいまは東京で大勢の前でプレゼンを行うほどに。
その姿を見ながら、山崎さんは、
できることよりも「やりたいこと」を重視することが大事だと強く感じたそうです。
雇いたいのは人生の「主人公」になれるひと!
と言っていたのにも、個人的には通ずる点を感じました。
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自分の人生は自分で決める。
当たり前のことのように思えて、実は難しいことかもしれません。
親がこう言っているから。
先生がこう言っているから。
みんなが選んでいるから。
自分で選ばない理由はたくさんつくることもできますが、
それでも自分で決めるからこそ、
上手くいくまで考えられて、上手くいくまでやり遂げられて、
そして新しい楽しいことが見つかっていく、
そんな循環が人生において出来ていくのかなと感じた時間でした!
山崎さん、改めてありがとうございました!
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