こんにちは！あゆみ学舎スタッフの坂本です。
10月23日（水）、あゆみ学舎にて
ゼミ授業「未来の仕事は何がある」を開催しました！
人工知能やドローンなど様々な技術により
「仕事が失くなる」と言われているこの時代。
【参考記事】
どんな仕事がなくなるの？
なくなるならどうやって仕事を選ぶのがいいの？
といった、私たちも含めて、いまを生きる人々が不安になる点について
一緒に考えていきました。
はじめのグループワークでは「カレーが手元に届くまで」に
どんな仕事が存在しているかを考えました。
自分の身近なものにもたくさんの仕事が関わっていること
「ググる」ことをしなくても、どんな仕事があるか実はみんなの頭の中にあることを
体感してもらえたように思います。
野菜は農家さんが作ってくれているけれども、
農家さんは「農耕機」を使っているはず。
じゃあその農耕機ができるまでにどんな仕事があるだろう？
農耕機を作るための鉄を輸入しているひともいそうだね。
と、20分をかけて、じっくり対話していきました。
その後、自分たちが洗い出した仕事を、
失くなりそうなものと、失くなりづらいものとに分類しました。
分類したあと、それぞれの共通点を探していきます。
生徒が導き出した答えは、
失くなりそうなものはドローンや機械に代替されそうなもの、
失くなりづらそうなものはひととひととをつなげてコミュニケーションをとるもの、
でした。
たしかに、答えに近しいような気がしますね。
一方で、失くなりそうというときに上げてくれた「営業」や「事務」は
実はまだまだ失くならないとも言われています。
それは、仕事をへらすための機械の導入にかかる費用がまだまだ高く、
「人件費の方が安く上がる」ということでもあります。
失くなると言われる仕事でも、
どこで働くかや、自分の工夫次第でまだまだできる仕事であること、
失くなりづらいと言われている仕事でも、実は失くすことができることを学びました。
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そういった変化の大きい時代の中で、大事なことは、
「自分にとって働くことはなんの目的を達成するための手段か」を持っておくことです。
それが、仕事選びの軸になります。
「働く」にも、
ライフワーク・ライクワーク・ライスワークといった種類があります。
ご飯を食べるため、生活のために働くひともいれば、
好きなことをし続けたらそれが働くだったひともいれば、
人生を豊かにするために働いているひともいます。
もちろん、それらに優劣はないし、
自分の状況や状態によって、変わるものでもあります。
それ以外にも
「褒められたいから働く」「成長したいから働く」
「人の役に立ちたいから働く」など、様々な目的を選ぶことが出来ます。
スタッフの上松、坂本が副業をしているので、
それぞれ、どんな副業をしているのか、それはなんの目的があるのかについて
まずは生徒の前でお話をさせていただきました。
たとえば、上松の場合は、
①飲食店でのアルバイト
→古くからの仲間がいて楽しいから
スタッフの人数が足りず困っているひとの役に立ちたいから
②絵の販売（依頼を受けての販売・イベントでのペイント）
→自分の得意や好きを活かしてお金を得たい
③Instagramで掲載した自分が書いた作品の販売
→好きなことをしていたらお金になった
など、副業によっても意味や目的が異なるとのこと。
「副業」というようやく出始めた言葉を実際に行っているひとの話に、
生徒の目は真剣でした…！
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最後に、自分が仕事に対してどんな考えがあるか掘り下げるワークを行いました。
「仕事において、お金以外に欲しいものは何ですか？」という質問に対して、
「女の子との関係」「名誉」など、1人ひとり異なる答えで、
それもまた眺めていて面白かったですし、
それぞれがそれぞれの答えをしっかり記入している姿がすごい！と思いました。
生徒の振り返りでは、
「ひとの役に立つ仕事に誇りをもって働きたい」といった仕事に関する振り返りだけでなく
「自分の思い込みだけで物事を見ることがわかった」といった
自分の価値観についての気づきもありました。
積極的に参加してくれたおかげだと思います！
来月は「お金」をテーマとした授業と、全校生徒向けの講演会を行います。
しっかり準備して、いまとこれからに役に立つ授業にするぞー！
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