こんにちは！あゆみ学舎です！
ゼミ授業「大人インタビュー 」を6月19日（水）に行いました。
今年度から始まった「大人インタビュー」は、学校・塾・家庭以外の大人の
しごとやはたらくについての価値観に触れるための授業です。
今回のゲストは、熊本を拠点としながら、
単行本も発売されている起業家ストーリー「アンパンメン」や
熊本日日新聞で実体験やインタビューを元にした「働くって？」という連載を
持たれている漫画家の内田麻美先生でした！
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「漫画家になりたいひといる？？いないのになり方言っても仕方ないよね！」
「みんなの聞きたい話をしよう！」と明るく笑う内田先生は
「みなさん、将来の夢を教えてください！」と続けます。
将来の夢を答える生徒の中には「決まっていません」と素直に答える生徒もいれば、
◯◯になりたいと具体的に挙げる生徒もいました。
生徒の反応が大きかったのは、
「職業は夢に向かって進むための乗り物。夢の方角が決まっていれば乗り換えてもいい」
という言葉。
プロデューサーやアーティストなどの肩書きを持つ四角大輔さんの講演会での言葉が
すっごく良かったから、みんなにも伝えるね！と、絵を交えての説明でした。
例えば「医者になりたい」という夢があったとして、
叶えるためには医学部に入らないといけませんよね？
でも、医学部に不合格になってしまった。
というときに、じゃあもうその夢が叶わないのかといえば違うんです！！
医者になりたいのは、そのまた先に、
例えば「ひとの役に立ちたい」のような夢や実現したいことがあるから。
医者という職業はひとの役に立つ！という夢に向かう乗り物でしかないので、
乗り物を換えてもいいんです。
もちろん、だからこそ、
その夢や実現したいことはなんだろう？というのを見つけるのが大事です。
ちなみに、漫画家をやっていますが、絵が好きとか、
学生のときに先生やクラスのみんなに絵が上手いと褒められて調子に乗っただけではなく（笑）、
「ひとの心を動かしたい！」という夢があって、この乗り物に乗っています。
わたしもみんなも、知っているものからしか選べない。
「夢＝職業」だと思うと、いままでみなさんが17年生きてきたなかで、
たまたま出会った職業からしか選べないんですよね。
人生100年と言われてて、就職してから何十年も働くのに、
それをいままで出会った何かから無理に決めなくてもいいと思います！
社会やいろんな物事との接点を増やしていくこと、
知っている範囲を広げていくことを大切にしてほしいです。
夢とは？職業とは？仕事とは？働くとは？という切り口だけでなく、
具体的な1日の流れや、漫画が1話出来るまでのお話、お金のこと、
上手な絵の描き方まで1時間たっぷりお話いただきました。
一人ひとりとコミュニケーションを取って「いいね！！素晴らしい！」と
褒め称えてくださるその姿勢、熱の乗っかった言葉はもちろんですが、
生徒も先生方も、わたしもどんどん引き込まれていったのは、
内田先生の魅力だなあと思います。
最後には、サイン会もしていただき…。感謝感激です…！
内田先生、本当にありがとうございました！！！
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