こんにちは、あゆみ学舎スタッフの板敷です。
今日は開塾早々、
福祉コースのMさん(本人の希望によりMさんと表記します)が今日思ったことを伝えに来てくれました。
話によると、
Mさんは今日高齢者向けの料理を授業で作ったとのこと。
どんな料理かというと、味噌汁・たまごのおかゆ・かぼちゃの煮物!(名前だけでお腹が空いて来ますね(笑))
この料理は高齢者向けのため、砂糖や塩をほぼ使わずに作られているため、味はかな~り薄めになっているみたいです。
美味しそうな写真。お腹が空いて来ます。
Mさんは正直に
「味が薄くて、病人食を食べてる気持ちになった。健康にいいんだけど。これを毎日食べるのは大変だと思った。」
「いつも食べてる料理は味もしっかりあって、コンビニに行ってお菓子を買ったりもできる。味が薄かったら追加で足すこともできてしまう」
と伝えてくれ、
そんな当たり前は、病気になったり、歳をとったりすると当たり前ではなくなってしまう。
自分が今まで当たり前だと思っていた食事は、本当は当たり前ではなく、恵まれていることなんだ!
と笑顔で話してくれました。
いいきづき…!
僕は思わず拍手してしまいました。
そもそも気づきをシェアしてくれてことも嬉しかったことはありますが、
学校の授業をただこなすのではなく、主体的に気づきを得て、日常にも得るものがある。
そんな気づきが得られるのは、先生方の日頃のご指導のおかげもありながら、
Mさんの素直なところが一番の要因なのかもしれないです。
健康だからこそ制限もなくなんでも食べれてしまう日常の中、
これって当たり前なんだっけ?と一歩立ち止まらせてくれるエピソードでした。
生徒との日常の中で
個人的にいいな!と思ったことをこれからも発信していこうと思います。
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